WORKPLACE 06

業務部OPERATION DIV.

上田八木短資では多額の取引が大量に行われています。各営業部が約定した、これらの取引の
決済をはじめとする一連のポストトレード事務を一手に引き受けているのが業務部です。
短期金融市場をスムーズに安定的に運営していくために迅速かつ堅確な業務態勢を構築しています。
決済管理、業務、国債業務の3グループで構成し、信頼性の高い業務処理に努めています。

HIROSHI NORO野呂 浩 1980年入社

野呂 浩

会社のすべての取引を最終的に完結

インターバンク営業部、市場金融部、証券営業部、マーケット営業部といった各営業部が約定した取引は、すべて業務部に集まります。約定情報を基幹システムに入力し、各種照合を行ったうえで、日銀ネットで資金や国債の決済処理を実行。お客様に帳票などを届けることも行っています。

【日銀ネット】
日本銀行金融ネットワークシステム。日本銀行とその取引先金融機関との間の資金や国債の決済をオンラインで行う、日本銀行が運営しているネットワーク

短期金融市場を支える重要な役割

各営業部が約定した取引を、決済まで完結させることが業務部の使命です。それゆえ当部での業務処理は厳格な正確性が求められ、同時に短期金融市場のスムーズな運営には迅速さも必要。そのために、決済管理システムで決済状況と資金繰りをモニタリングしながら、決済を最適にコントロール。国債についても、スムーズな決済を追求して債券市場の流動性を支えています。また、バックアップオフィスを設置しているほか、システムを東京と大阪のデュアルシステム体制とするなど、災害時にも決済を滞らせないインフラを構築。短期金融市場を堅確に支えることで、ひいては日本経済の安定に寄与しています。

KANNA OKAMOTO岡本 栞奈 2015年入社

コール取引の決済業務を担当

私が所属している決済管理グループでは、資金部門と国債部門があり、現在私は資金部門を担当。インターバンク営業部のコール取引の決済業務をメインに行っています。朝一番は前営業日までに約定された取引に関する決済などを行い、それ以降は当日分の取引を処理、終業前には翌営業日の決済を準備。決済は、日銀ネットに接続した決済管理システムで行います。

岡本 栞奈

短期金融に関するさまざまな知識を習得

入社後すぐに決済管理グループに配属されて4年目となり、現在では多くの業務を任されていますが、入社当初はグループ長など上司にそばについてもらい、少しずつ仕事を覚えていきました。業務部では定期的に業務習熟度チェックを行い、習熟レベルを向上させる仕組みがあるほか、最近では部内の別グループなどの担当者が講師となり、部内のさまざまな業務内容を教え合う取り組みも開始。多岐に亘る知識を習得する機会が設けられています。

決済管理システムで決済状況をモニタリングしながら効率よく事務処理を実行
社内通話システムを活用して大阪本店とも連携
上田八木短資株式会社 おかげさまで満100年 新たなステップへ