WORKPLACE 02

市場金融部FINANCIAL MARKETS DIV.

国が発行する債券、日本国債の売買を行う市場金融部。日本銀行による国債を用いた
公開市場操作(オペレーション)の対象先として、金融市場調節にも貢献しています。
また、証券営業部など国債を扱う他部署と国債市場の情報を共有することで、
会社全体の効率アップも図っています。

TADAYUKI YAMAMOTO山本 忠幸 1988年入社

山本 忠幸

国債は1000兆円規模の巨大な市場

国債には、10年以上の長期国債、2年から5年の中期国債、1年以下の短期国債などがあり、市場金融部では、短期国債を中心に売買しています。国債残高は1000兆円規模で、近年では日銀のオペレーションによる買入額も巨額。非常に大きな金額を扱うことになるため、わずかな金利変動が損益に大きく影響してきます。

日々、局面が変わる、マニュアル化できない業務

国内のファンダメンタルズはもちろん、海外の政治・経済状況等も刻々と変化していき、それらが複雑に絡み合った結果が市場に現れます。そのため、一度として同じ場面に出合うことはありません。取引の条件やタイミングなどは局面によって変わってきますので、マニュアル化することができない業務です。

【ファンダメンタルズ】
国や企業などの経済状態を示す基礎的な指標

MANABU SUKEGAWA助川 学 2009年入社

広範囲に、深く情報をキャッチ

国債の売買は、一つの局面において、その局面に応じた判断が要求され、結果に影響します。そのため、状況変化に対応できるよう、新規に発行される国債(新発債)の入札情報や、発行済の国債(既発債)の流通情報等の基本情報はもちろん、国内外の各種指標や情勢など、事前にさまざまな情報を収集・分析。こうした準備を徹底することで、状況に合わせた判断を素早く下せるようにしています。

助川 学
さまざまな情報をキャッチするためにデスクいっぱいに並べたマルチ画面
上田八木短資株式会社 おかげさまで満100年 新たなステップへ